薬液封入型洗浄ワイパー

■ 薬液封入型洗浄ワイパーとは

薬液封入型洗浄ワイパーによる洗浄機構 (特許 第2639624号) は、下図のように、薬液で満たされたワイパーケースが、通常状態では、光路上部に隠されていますが、洗浄状態になると、上下動作をして、セル窓面がワイピングされます。

薬液封入型洗浄ワイパーとは

■ 特長

  • ワイピングと薬液の相乗効果で、鉄やマンガンによる汚れや、有機物の付着を分解除去することができます。
  • ワイパーケースの上下動作によって洗浄が行われるので、ブラシ洗いのような手作業は必要無く、スイッチオンで洗浄は完了します。また、タイマーによる定期的な自動洗浄を行うことができます。
  • 薬液は封入されているため、次回オーバーホールまで液が保持され、洗浄毎に薬液を補充する必要はありません。また、薬液は、汚れの種類に合わせて選択することができます。
  • 汚濁の程度が大きい試料水の測定で、すぐにセル窓が汚れてしまう場合や、汚濁の程度が小さい試料水の高感度測定で、わずかなセル窓の汚れも許されない場合に、薬液封入型洗浄ワイパーによる自動洗浄は効果を発揮します。

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