COD (Chemical Oxygen Demand) とは、化学的酸素要求量のことで、水質汚濁の指標の一つとされています。
また、化学的酸素要求量とは、酸化剤によって水中の被酸化性物質、主として有機物を酸化分解させ、その際に消費される酸素量 (mg/L) のことです。
過マンガン酸カリウム法では、試料を硫酸酸性とし、酸化剤として過マンガン酸カリウムを加え、沸騰水中で30分間反応させます。
その時に消費する過マンガン酸量から、相当する酸素量を求めます。
BOD (Biochemical Oxygen Demand) とは、生物化学的酸素要求量のことで、水質汚濁の指標の一つとされています。
また、生物化学的酸素要求量とは、水中の好気性微生物によって消費される溶存酸素量のことです。
20℃で5日間、放置した時に消費された溶存酸素量 (mg/L) と定義されています。
TOD (Total Oxygen Demand) とは、全酸素消費量のことで、水質汚濁の指標の一つとされています。
また、全酸素消費量とは、試料を燃焼させたとき、試料中の有機物の構成元素であります。
炭素、水素、窒素、硫黄、リンなどによって消費される酸素量と定義されています。
TOC (Total Organic Carbon) とは、全有機体炭素量のことで、水質汚濁の指標の一つとされています。
水中に存在する有機物中の炭素量と定義されています。
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